
プリマロフトを使ったアウターが優秀すぎるので紹介したい
プリマロフト(Primaloft)という素材をしっていますか?
簡単にいうと、「人工的に作られたダウンのようなもの」です。

人工的=化学繊維だから安いけど、性能はダウンのほうがいいのでは?

安くて、性能もよいのがプリマロフト!
本記事はプリマロフトの紹介です。冬のアウターを探す時の参考になれば幸いです。
プリマロフト(PRIMALOFT)とは?
プリマロフトは、保温性と耐水性に優れた高性能な合成断熱素材です。
↓のようなマークが目印

1980年代後半にアメリカ軍向けに開発された保温素材で、元々は過酷な環境下で使用される軍用装備のために生み出されました。
この素材は、軽量でありながら優れた保温性を持ち、水に濡れても断熱性能を維持できます。
このため、アウトドアウェア、登山用ジャケット、スキーウェア、作業着など、さまざまな分野で広く使用されています。自然界の羽毛のような保温性能を持ちながら、水に強く、アレルギーの心配がない点が大きな魅力となっています。
素材の特性として、通気性があり、軽量で収納しやすく、洗濯もできるため、アウトドア愛好家にも高い評価を受けています。近年では、環境に配慮したリサイクル素材のプリマロフトも開発されており、サステナビリティの観点からも注目されています。
プリマロフトとダウンの比較
プリマロフトの素材についてダウンと比較をやってみます。
(公開されている情報と私の実感で整理)
プリマロフト | ダウン | |
---|---|---|
保温性 *1 | ー | ー |
重量 *2 | - | - |
耐水性 | 水に濡れても 保温性能をほぼ維持 | 水に濡れると 保温性能が大幅低下 |
メンテナンス(洗濯) | 可能 (速乾性あり) | 推奨されない (乾きにくい) |
アレルギー反応 | 問題なし | 反応がでることがある |
価格 | 安価 | 高価 |
*1: 保温性はプリマロフトのほうが8倍温かいと言われていたり、プリマロフトの種類や、ダウンの品質によると言われており、比較が難しいですが、私がもっているアウターでの比較では、ダウンと同等以上には温かい印象です。
*2: 重さの比較も難しいですが、天然のダウンと同等の軽さと言われています。
基本の保温性・重量はあまり差がなく性能・メンテナンス性・価格面で圧倒的にプリマロフトが優れていると思います。利用する立場からはプリマロフトを選択する方が賢い気がします。
プリマロフトを使っているアウター例
プリマロフトを使っている素材で、私が最初にイメージするのは、もともと米軍のために開発されたという歴史からも、ECWCS GEN3 LEVEL7のジャケットです。

米軍で実際に使われている実物は、古着屋で年々価格が高騰しており(菅田将暉が着用してさらに)、偽物も多く出回っているようです。
私が着用しているもの(最初にのせている写真)は、Freak’s Storeから出ているレプリカです。
定番品なので2万円以下で購入できるので、実物にこだわりなければコスパすごくよいです。
(毎年でている定番品で、私は2年前から着用しています)
\色は黒、ベージュ、オリーブの3色があります/
ミリタリーの専門店のWaiperでは、実物に加えて、表地に色々な素材でショップオリジナルを作っているのでこちらから選ぶのもありかなと思います。
まとめ:時代はダウンじゃなくプリマロフト
と、本当に思います。
私は別に動物愛護者ではないですが、高いお金を払ってメンテナンスの面倒なダウンを購入する理由がないなぁと思います。
モンクレールのダウンが何か苦手という人に満足いただけるように思います。
洗濯もガシガシできるし、がばっと羽織れば温かいし、本当におすすめです。
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