【本要約】頭のいい人が話す前に考えていること【頭のいい人の特徴と頭がよくなる方法とは?】

ゆるライフハック

本日紹介する本はこちらです。

仕事でクライアント、同僚と会話をすると、失礼ながら5分で以下のいずれかの印象をもつことがあります。

とんがり
とんがり

この人、全然何も考えず話してるな、、、
(話聞くのが苦痛だ、、、)

とんがり
とんがり

この人の話わかりやすい!頭いいな!

反対に、自分が話をしている時に、「今、俺、頭が悪いと思われる話をしている。。。」と話の途中で気づいて恥ずかしくなることがあります

社会人歴20年の中で、クライアントからのクレーム、上司からの温かい叱責、家庭内でのコミュニケーション上の失敗等々から、自分の中で【頭の悪いふるまいパターン】が染みついていて、それに当てはまると「頭が悪い」と思ったり、「頭が悪いと思われる」というセンサーが反応しているのだと思います。

前置きが長くなりました。
「私がなんとなく感じていた【頭がいい/悪い】というセンサーが言語化されている」と感動したのが、本日紹介する『頭がいい人が考える前に考えていること』安達裕哉(著)です。

実際読んで同じように感じた人が多いから、ベストセラーとして売れているんだと思います。

本ブログでは、本書で言われている頭のいい人の法則や思考法を紹介しつつ、感想として私の近くであった実体験を紹介したいと思います。

本書の構成

本書は、2部構成になっています。

1部で『頭のいい人の7つの黄金法則』として、本書での【頭がいいということを言語化・定義】しています。本書でも出てきますが、最初に頭がいいことを言語化・定義をしているところが、著者の頭のよさを感じる点です。

第2部で『実践的な5つの思考方法』として、【具体的な改善策】について説明があります。

著者の安達裕哉氏は、デロイトトーマツコンサルティングで新卒で入社して、クライアントからコンサル失格と言われながら、頭のいい人に成長してきた経験をもとに具体例を交えて説明があって、すごくわかりやすいです。さらに読み返さなくてもいいように、付録として、本書のまとめシートがつくなど、読後に役立つような工夫がされています。

以下、本書で述べられる1部、2部のポイントを箇条書きで紹介して、私の感想をまとめます。

第1部. 頭のいい人の7つの黄金法則

①とにかく反応するな

  • 6秒ルール:話す前に6秒待つ
  • この発言で相手がどう反応するか想像する
  • 感情的になると判断力が低下する

②頭の良さは他人が決める

  • IQや偏差値ではなく、周囲の評価が重要
  • 相手の立場や目線に立って考える
  • 理解されるよう努力する責任は話し手にある

③人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する

  • 賢いふりをせず、相手のために頭を使う
  • 知識の披露ではなく、相手の課題解決を優先
  • 質問に質問で返すことで、相手の意図を理解する

④人と闘うな、課題と闘え

  • 議論の勝ち負けにこだわらない
  • 本質的な課題を見極める
  • 相手の言葉の奥に潜む思いを想像する

⑤伝わらないのは話し方ではなく考えが足りないせい

  • 話す前に「なぜ?」「具体的に?」と問い直す
  • 伝える前の準備が最も重要
  • 型に当てはめるだけでは伝わらない

⑥知識は誰かのために使って初めて知性となる

  • 知識の披露ではなく、相手のために活用する
  • 相手が自己解決できるよう導く
  • “知らないふり”ができる謙虚さを持つ

⑦承認欲求を満たす側に回れ

  • 他者を褒めつつ、自慢は控える
  • 結果で示し続ける
  • 自己アピールではなく、相手の承認欲求を満たす

第2部. 頭がいい人になるための5つの思考法

①客観視の思考法

  • 根拠が薄い     → 反対意見や統計データを調べる
  • 思考の解像度が低い → 言葉の定義を調べる(曖昧な言葉は相手と定義を合わせる)

②整理の思考法

  • 結論から話す
  • 事実と意見を明確に区別する

③傾聴の思考法

  • 肯定も否定もしない
  • 相手を評価しない
  • 安易に意見を言わない
  • 沈黙を恐れない
  • 自分の好奇心を総動員する(自分ではなく相手に興味を持つ)

④質問の思考法・・・グーグルも採用面接で使う質問術

以下の5つの質問を組み合わせることで本質をつかめる

  • 導入質問 (1) 過去の行動についての質問
  • 導入質問 (2) 仮定の状況判断に基づく質問
  • 深堀質問 (1) 状況に関する質問
  • 深堀質問 (2) 行動に関する質問
  • 深堀質問 (3) 結果に関する質問

⑤言語化の思考法

  • ネーミングにこだわる
  • 「ヤバい」「エモい」「スゴい」といった曖昧な表現を禁止
  • 「読書ノート」や「ノウハウメモ」を作成する

感想:私の実体験から思うこと

頭がいい人の黄金法則について思うこと

私は、頭がいい人の7つの法則の中で、③『人はちゃんと考えてくれている人を信頼する』の事例が秀逸だなと思いました。

【 問題 】
「この青の服と、白の服、どっちがいいと思う?」
デートで買い物中、相手からこう聞かれたら、あなたはどう答えますか?

模範解答は、「白と青、それぞれ、どこがいいと思ったの?」です。
その理由と相手がいいと思う方を聞いて後押ししてあげるのがベストなようです。
(昔、野島伸司脚本の「GOLD」というドラマで、天海祐希が息子役の松坂桃李に同じようなアドバイスをしていたことを思い出しました)

「白がいい」と素直に答えたり、「どっちも似合ってるよ!」という答えは、【私のことをちゃんと考えてくれていない】と思われる回答のようです。

「最近のファッションの流行ってさ、、、」という自分の知識を披露する”賢いふり”は求められていないのです。

プライベートの話で聞くとそうだよな、当たり前だよなと思うのですが、ビジネスの場では質問に対して、回答ではなく言いたいことをいう人によく遭遇します。
(営業をしていた若手時代、自分もよくやっていたなぁ、、、と恥ずかしく思います)

聞いていないことを説明して得意気になられても困るイメージ
得意気に説明していても、相手からはそんなん聞いていないと思われている場面は結構あります

他の法則もあわせて、まとめると、プライベートでもビジネスの場でも、相手を考えない意見を発言するのは頭が悪い人。相手のために課題をとらえて解決に導ける人が頭がいい人。と解釈しました

頭がよくなる思考法について思うこと

【②整理の思考法】にあげられている事実と意見を区別して話すことは、よく言われることです。
仕事をしている時、厳しい上司から詰め詰めモードで営業状況を確認されている時には、よくない事実を隠すために、自分の意見や感想をまぜて話をして、「お前の意見は聞いてない。クライアントはなんと言ったのか?」とさらに詰められている人をよく見ます。
わかっていても、自分も結構やってしまいます

【⑤言語化の思考法】の話の中で、「とりあえず電話をする」というのは「メールを書く」際の、言葉を選ぶ、整理する、相手の反応を想像する、書き直す等の「コミュニケーションのコスト(言語化のコスト)」を自分で払わずに相手に払わせている行為だ。“言語化のコストを進んで払う側に回ろう”ということが書かれています。すごく共感できます。
私の例でいうと、「クライアントや、社内の役員に対して資料を出す際は、相手に少しでも資料を読み解くのに頭を使わせる資料はダメな資料だ」と口酸っぱく言われてきました。なので、相手に資料の読み解き方を聞かれると心の中で「頭を使わせてしまってすみません!」と本当に思います。

これら以外にも、日常的に「よくある!わかる!」という例が本書には沢山でてきます。

頭のいいふるまいをするのは難しいですが、頭のいい思考を意識するのは大事だと考えます

まとめ:コミュニケーションに悩む人は読むべき一冊

本書では、話し方のテクニックよりも、話す前の準備と思考方法が大事と言っています。

どうしたら頭がいい人と思われるのか、頭が悪いと思われるのかを明確に言語化し、さらに「頭がいいふるまい」をするための具体的な思考の型が書かれています。

自分なりに一生懸命考えて話したつもりなのに、相手にわかってもらえない、なぜか怒られてしまうことがあるという経験がある人は目から鱗な一冊だと思います。

「ビジネスマンが若い時にこの本を読めば、かなりショートカットできるな」という良書です。
プライベートでも役立つと思います。

おすすめです。

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